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犬のブルセラ症の原因と治療

犬は人間と同様に、ウイルスや細菌がある中で生活しています。そのほとんどが無害ですが、中には身体を蝕むような病原菌もあります。

今回はその細菌による病気の一つである「ブルセラ症」についてお話しします。

ブルセラ症について

ブルセラ症とは

ブルセラ菌(犬流産菌)に感染し、オスもメスも生殖器を侵されて、不妊になる病気です。妊娠したメスがかかると、死産や流産の原因になります。一度でも犬のブルセラ症にかかったメスは、その後、不妊や流産をくり返す傾向があります。

症状

リンパ節は腫れることもありますが、多くの犬は無症状です。オスの生殖器では正常な精子が作られなくなります。メスも不妊になり、妊娠中は死産や流産してしまいます。

原因

犬が集まる場所で感染する傾向があります。経口感染や交尾感染により、菌は、呼吸器、消火器、生殖器などの粘膜から侵入し、リンパ節や生殖器で増殖します。体内に2年ほどとどまり生殖器に異常をもたらします。

治療方法

テトラサイクリンなどの抗生剤を2〜4週間投与します。しかし、必ずしも根治するとは限らず、抗生剤の投与後に再発することもあります。また、他の犬や人への感染の危険性を最小限にするため、避妊・去勢をすることが推奨されます。つまり、現状では完治できないということです。

ブルセラ症に感染したら繁殖は避けましょう

ブルセラ症はオスは不妊し、メスは死産や流産をしてしまうので、感染した場合は繁殖を避けましょう。また、この病気は予防策がありません。

この病気の恐いところは人間にも感染してしまうことです。なので、発症している犬を飼っている飼い主の方は、感染しないように気をつけましょう。犬に触ったあとは、必ず手を洗うなどの予防をしっかりしておきましょう。