ラム肉は愛犬とって栄養価が高い食べ物
飼い主の方は、愛犬が健康体でいられるように、さまざまな食餌を考えたりすると思います。
今回はその犬にとって栄養価が高い食べ物の一つである「ラム肉」についてお話しします。
なぜラム肉が犬にとって良いのか
犬は元来、祖先が狼と考えられているため、肉食動物です。そのため、お肉を与えたいと思う飼い主の方は多いと思います。
では、何のお肉が一番良いのか?
それは、「ラム肉」です。ラム肉は、牛肉や豚肉、馬肉などの低脂肪で、高タンパクなお肉に比べて、ビタミンA群・B群などのカロリー、不飽和脂肪産等が豊富です。また、食物アレルゲンが少なく、まさに犬にとって、最適なお肉です。
また、ラム肉は「カルニチン」「鉄分」「亜鉛」も豊富なため、食べるとすぐに吸収し、エネルギーになってくれるので、昔から身体を暖める効果にも良いといわています。寒いのが愛犬や、夏バテしやすい愛犬には、エネルギーが豊富なラム肉はおすすめです。健康体を維持する上でも、適しています。
ラム肉にある栄養素について
ラム肉にある栄養素が、犬にとってどんな効果があるのか順に沿って、説明していきます。
①ビタミンA群
目や粘膜、皮膚の健康を保ち、成長を助けたりします。また、免疫力の機能を維持してくれるので病気の回復を助けくれる働きがあります。
②ビタミンB群
ビタミンB群は、それぞれ助け合いながら、脳や神経、皮膚などを健康に保つビタミンです。
また、炭水化物をはじめとする三大栄養素の代謝やエネルギーの産生を補助する働きがあり、疲れた身体、老化防止、貧血対策、骨格形成に有効な成分です。
③カルニチン
脂肪を燃焼してくれる働きがあります。燃焼し、エネルギーに変換してくれるので、肥満防止には必要不可欠な成分です。
④鉄分
鉄分は、赤血球のヘモグロビン(赤血球の中のタンパク質)の成分になり、身体の各器官に酸素を運ぶ働きがあります。そうなると、血液循環が良くなり、貧血防止や血液増加などの効果があります。
⑤不飽和脂肪酸
脂質の一種で、エネルギー源や身体の成分となるほか、血中の中性脂肪やコレステロールの低減してくれので、動脈硬化や血栓の抑制、肥満予防などの働きがあります。
⑥亜鉛
主に細胞分裂や新陳代謝、タンパク質の合成、抗酸化、免疫力活性などの働きがあります。
ラム肉が入っているドッグフードがおすすめ
上記のことから、ラム肉が犬にとって最適なお肉だと分かります。しかし、飼い主の方がラム肉を用意するのは、とても大変で、なかなか手に入りずらいでしょう。なので、ラム肉が入っているドッグフードなどがおすすめです。
また、市販のラム肉入りドッグフードよりも、獣医師がすすめるラム肉入りのドッグフードが良いでしょう。