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犬にとってブドウ・レーズン(干しぶどう)は中毒

人間と犬の身体の構造が違うため、人間にとっては栄養になる食べ物でも、犬にとっては有害な食べ物があります。そのため飼い主の方は、中毒を防ぐために有害になる食べ物を、把握しておかないといけません。

今回は犬にとって有害になる「ブドウ・レーズン(干しぶどう)中毒」についてお話しします。

なぜブドウ・レーズンが有害になるのか

愛犬がブドウやレーズンを食べてしまい、病院に搬送してしまった症例が毎年のようにあります。しかし、なぜブドウ・レーズンの成分が犬の体内に影響を与えるのか、明確な原因が分かっていません。

体内にそんなに影響が出ない量でしたら、問題ないのですが、食べ過ぎてしまうと、肝臓や腎臓の機能が低下し、さまざまな症状を発症を引き起こします。体重や体型、健康状態によって、ブドウやレーズンの摂取量による症状は変わってきます。

症状

犬がぶどう中毒を起こす摂取量は、原因が分かっていないため、明確になってはいません。

しかし、過去の症例などから、体重1kg当たり、ぶどうを32g、レーズンを11~30gが致死量だと考えられています。スーパーなどで販売されているぶどうが一房約150gです。なので、犬が一房食べてしまうと、危険だということです。微量を食べてしまった場合、嘔吐や下痢、多飲、食欲不振などの症状があらわれたりします。症状が悪化すると、腎不全や脱水症状になる可能性があります。

一房全部平らげる愛犬もいないと思いますが、微量でも食べないように注意しましょう。

治療

一番の治療は吐かせることです。愛犬の舌の奧に棒状のものを入れて吐かせたり、薄い食塩水を飲ませて吐かせる方法があります。それでも、吐けなかった場合は、獣医師に診てもらい、胃の洗浄をしてもらいましょう。腎臓の低下を防ぐため、摂取量や症状によっては、薬物療法や入院治療が必要な場合があります。

人間食にはき気をつけて

人間食にはブドウやレーズン以外にも、犬の体内に影響する食べ物があります。なので、人間食を与えるは避けましょう。食餌を与える際は人間食よりも、獣医師がすすめているようなドッグフードが肥満予防、病気予防になるので、おすすめです。