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愛犬に留守番を慣れさせる方法

子犬時代から、正しいしつけをしないと、成犬に育ったときに、新しいしつけを覚えさせようとしても、固定観念や習慣があるので、ストレスになり、飼い主の方に嫌悪感を抱いてしまいます。なので、子犬時代から、正しいしつけをさせてあげましょう。

今回はそのしつけの一つである「留守番に慣れさせる方法」についてお話しします。

なぜ留守番に慣れさせることが必要なのか

いくら愛犬が可愛いからといって、毎日ずっと一緒にいることは現実問題として難しいでしょう。飼い主の方が、なんらかの病気や怪我で入院する場合や、買い物に出て一時的に犬を外につないで待たせるときなど、長期的であれ短期的であれ、飼い主が犬の視界から消えるという状況は必ず生まれます。

犬は、社会性のある動物です。同じ群れの仲間である家族と過ごすことが何よりの幸せです。極端を言うと、かなりの寂しがり屋なのです。

なので、上記のように飼い主の方が離れてしまうと、孤独感を感じ、ストレスになってしまいます。そのためにも、留守番、つまり独りでいることに慣れさせる必要があるのです。

留守番に慣れさせる方法

このしつけ方法は、手順通り行わないと、愛犬にかなりのストレスを与えてしまいます。なので、飼い主の方は、気をつけて行ってください。また、今回はハウス(犬小屋)に慣れている前提ですので、注意してください。

では、順にそって、説明していきます。

ステップ①

まずは、愛犬をハウスに入れましょう。2~3時間程度なら檻を小型にしたようなケージや、取っ手がついて持ち運べるクレートなどで事足ります。しかし長時間留守番させる場合は、トイレの問題もありますので、クレートごと囲める少し大きめのサークルを合わせて用意しておくのが理想ですが、その愛犬の体型に適したものを使用するのが一番ストレスがありません。

ステップ②

次に、ハウスにいる愛犬の視界から消えてドアの後ろなどに隠れます。

この段階で愛犬は、寂しさのあまり吠えるかもしれません。しかし、この行為に愛犬の要求は無視します。ここで、かわいそうと同情してしまい、愛犬に近づいてしまうと、吠えると飼い主が帰ってきてくれると学習してしまいますので逆効果です。

愛犬が鳴き止んだ瞬間を見計らって部屋に戻り、ほめつつ、同時にご褒美を与えましょう。愛犬は吠えなくても飼い主は帰ってきてくれると学習します。

いつまでも鳴きやむ気配がない場合は、用意しておいた玩具をハウスの中に入れてみます。愛犬が夢中に遊び始めたら、部屋から出て行きましょう。そして、しばらく時間をおいてから部屋に戻ります。最初は時間が短くても構いません。上記と同様で、ほめつつ、同時にご褒美を与えましょう。飼い主がいなくなっても玩具があるし、いずれ飼い主が帰ってきてくれると学習していきます。

ステップ③

愛犬の視界から消えている時間を徐々に延ばして行きます。ステップ2と同じように行ってください。

注意すべきは、飼い主が姿を見せたことに喜び、再び吠えているときにごほうびを与えると、吠えるという行為を強化することになってしまうという点です。なので、独りにさせ、吠えることに諦めて、吠えるの止め、飼い主の方が姿を見せ、ご褒美をあげるというイメージをさせましょう。こうすれば、騒がずにじっとするとご褒美がもらえると意識していきます。

ステップ④

ステップ①~③を繰り返し行い、また留守番の時間をバラバラにすると、独りにしても大人しくなり、落ち着くようになります。また、独りにいることになれ、ストレス軽減になります。そうなったら、もう安心です。

しかし、独りに慣れたと飼い主の方が安心しても、また再発して吠えるようになるので、定期的に上記のトレーニングが必要です。

孤独に強い愛犬に育てよう

飼い主にとって、愛犬を独りにさせた時に吠える行為は、赤子と離れるような感覚があり、心が痛いと思います。なので、このしつけは、愛犬だけでなく、飼い主の方にとっても必要なことなのです。トレーニング中も、心が痛いかもしれませんが、愛犬のためと我慢して頑張りましょう。