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愛犬にさまざまな音を慣れさせる方法

子犬時代から、しっかりとしつけを行わないと、成犬に育ったときに、さまざまなトラブルが発生することがあります。そのためにも、しつけは大切なのです。

今回はそのしつけの一つである「さまざまな音に慣れさせる方法」についてお話しします。

なぜ音に慣れさせる必要があるのか

犬の聴覚は、犬種によって人間の聴覚の約4~10倍あるといわています。そのため、人間よりも早く音を拾い、さまざまな音がある中で生活しています。なので、音に対して、とても敏感に反応してしまいます。

音に対して、慣れている犬なら問題はないのですが、乗り物やなんらかの衝撃音、動物の鳴き声などに慣れていないと、音にストレスを感じたり、興奮状態、最悪の場合、家の中に閉じこもってしまいます。

なので、さまざまな音に慣れさせる必要があるのです。

愛犬にさまざまな音を慣らせる方法

実践する上で、注意していただきたいのが、人間の何倍も聴覚が良いので、音が大きすぎると、さらにその音に対して嫌悪感を抱いてしまいます。なので、音の音量は調整して行うようにしてください。

では、順にそって、説明していきます。

ステップ①

愛犬に「お座り」を命じ、リラックスした状態にして「生活の中のいろいろな音」のサウンドを小さい音で一つずつ出してみましょう。愛犬によっては全く関心を示さず大人しくしている犬や、逆に完全に興奮して無駄吠えを繰り返してしまう犬がいるかもしれません。ひとまず音を出して愛犬の反応を見てみましょう。

ステップ②

一つ一つ音を聴かせても、愛犬が大人しくじっとしていたら、ほめてつつ、ご褒美を与えましょう。そうすると、音がなっていてじっとしているとご褒美がもらえると学習します。

注意していただきたいのが、音を聴かせて興奮状態になっているときに、頭をなでて、落ち着かせようとすることです。自然な行為かもしれませんが、嫌な音が鳴ったら吠えれば飼い主がなでてくれると、愛犬が間違った認識してしまうのです。

ステップ③

愛犬が低音量に慣れてきたら、徐々に音量を上げていきましょう。静かにしていたら、ほめつつ、ご褒美をあげ、興奮状態になったら、落ち着く音量になるまで下げます。これを繰り返し行い、少しずつ音量を上げていき、静かに過ごすことができるたびに、ほめつつ、ご褒美をあげましょう。

ステップ④

ステップ①~③を繰り返し行い、音にも音量にも慣れてきたら、少しずつご褒美をあげるのを減らしていきましょう。そうすると、ご褒美をあげなくても、静かにじっとするようになります。ただし、ほめることは愛犬は喜ぶので、ほめることはやってあげてください。

ステップ⑤

ステップ①~④はあくまで室内で行うことなので、外に出て、実践しましょう。外でも、音に対し耐性ができると、散歩中も室内中もストレスがない環境で生活できるようになります。

音に慣らすことは飼い主の方にとっても良いこと

現代社会は音が溢れています。そのたびに、愛犬が吠えていたら、寝ることもままならないですし、また近所迷惑になります。そのため、音に慣らすことは、とても大事なのです。全ての音に対し耐性ができなくても、日常的にある音だけには、愛犬に慣らしておくことをおすすめします。