犬にクレート(犬小屋)&独りに慣らす方法
犬は集団行動する行為を好む動物のため、独りで過ごすことに慣れていません。それが、原因でストレスを感じてしまい、なんらかの病気を発症する可能性もあります。
今回はストレスに対する軽減方法の一つであるクレート(犬小屋)&独りに慣らすことについてお話しします。
独りになるとストレスになる
犬は、社会性のある動物です。同じ群れの仲間である家族と過ごすことに、幸せを感じます。なので、独りでいるとストレスを抱えてしまいます。屋外飼育だからといって、愛犬との交流がないと寂しさを感じてしまい、ストレスになります。
愛犬がなついているのは一緒にいる時間が長い証拠
高齢の方が愛犬を連れていて、愛犬がその方になついているのを見かけたりします。それは、飼い主の方が犬と長く接している証拠であり、ずっと愛犬をかまってあげているので、なついているのです。犬は交流が長い飼い主になつく傾向があり、家族だと認識します。なので、飼い主の方は、時間があるときに愛犬と遊んであげましょう。
クレート(犬小屋)&独りに慣らす
犬は独りでいることに苦手な動物ですが、ずっと家族と一緒にいることは難しいでしょう。なので、日ごろから、意識的にサークルやクレート(犬小屋)の中で1日数時間は過ごさせて、独りでいることに慣らしてあげましょう。
もともと野生時代の犬は、穴倉で生まれ育ち、そこを寝床にしてきました。ずっぽりと頭上や側面が覆われた空間いいると安心する習性があります。その意味では、クレートは犬が安心できる場所として最適といえます。
クレートに慣らす方法
ステップ①
クレートを、ソファの横など飼い主の方の気配が感じられる場所に設置してあげましょう。
ステップ②
扉を開けたまま、中におやつや自分のにおいがする布団などを入れておき、愛犬に安心させ、自発的に入るようにしましょう。
ステップ③
安心し、自発的に入るように入るようになったら、扉を閉めましょう。
ステップ④
知育玩具や長く噛めるおやつなどを入れ、「クレートの中は楽しいことがある」と認識させましょう。
ステップ⑤
クレートの中で、寝るようになったらもう慣れている証拠になります。
時間あるときは愛犬と遊びましょう
クレート&独りでいることに慣らすことはストレス軽減になりますが、一番良いのは、飼い主の方が一緒に遊んであげることです。なので、時間あるときなどは、愛犬を遊んであげて、ストレス軽減してあげ、また絆を深めましょう。