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犬の多頭飼いによるストレス予防

犬のストレス要因はさまざまあります。例えば、孤独を感じる、怖いなどの対象物がある、退屈などです。その中には、多頭飼いによってストレスが生じることもあります。

今回はそのストレスの要因の一つである「多頭飼い」によるストレス予防についてお話しします。

多頭飼いによるストレス要因

生活環境が変わる

愛犬がもう1匹増えると、生活のスペース、食餌や散歩の時間などの環境が変わってしまうことがあります。そうなると、後住犬は大丈夫なのですが、先住犬は急な環境の変化によってストレスをかかえてしまいます。

オス同士だと縄張り争いと権力争いが始まる

犬は順位制があるため、オス同士だと縄張り争いと権力争いをはじめ、ケンカをするようになります。そうなると、リーダー格になった犬は大丈夫ですが、リーダー格にならなかった犬はストレスを抱えて生活をするようになってしまいます。

後住犬を優先にすると先住犬にストレス

いくら可愛いといって、後住犬に食餌や散歩、帰宅時に頭をなでてあげるなどの行為を優先すると先住犬はストレスを溜め込んでしまいます。犬は順位制を重んじる動物のため、優先順位を変えると、それだけでストレスになります。

多頭飼いによるストレス予防

生活環境を先住犬に合わせる

生活環境を後住犬に合わせるのはでく、先住犬に合わせましょう。先住犬には、生活環境が決まっているため、それを変えるとなるとストレスになってしまいます。後住犬なら、これから生活環境を慣らしていく必要があるので、問題ありません。

また、優先度も同じです。後住犬ではなく、先住犬に食餌や散歩などを優先させてあげましょう。

性別を別々にしよう

オス同士だと順位制を意識し激しいケンカをすることが、オスとメスの組み合わせなら、最も相性が良く、トラブルが少ないです。ただし、テリア種は多頭飼いに向いていないため、性別を別にしてもトラブルが発生する可能性があります。

ゲージを分ける

上記にあるように犬は縄張りがあります。そのため、同じ縄張りにすると先住犬も後住犬もストレスになります。なので、一つのゲージではなく、ゲージを分けてあげましょう。ただし、どうしても同じゲージに入ろうとするケースもあり、それを無理に引き離すと余計にストレスを溜めてしまうので、その場合は引き離す必要はありません。

ケンカは止めないように

多頭飼いすると、ケンカを始めることがあります。最初はケンカがあまりに激しいので、ビックリしてしまうかもしれません。しかし、必ずしも犬は相性が悪くてケンカをしているのではなく、あくまで「群れの中での力関係を確定するためにケンカしている」のです。

ケンカを始めても止めに入らずにケンカの決着をつけさせてあげましょう。ただし、大怪我をするぐらいに喧嘩がエスカレートしてしまうケースもあるので、その際は仲裁に入って止めてあげてください。

多頭飼いはストレスだけではなく犬同士も幸せになることも

多頭飼いは確かに、ストレスの要因になることが多いですが、しっかりと予防をしていれば、飼い主にとっても、犬同士にとっても、良いことがあります。

犬は独りを感じるとストレスになります。しかし、多頭飼いしていれば、飼い主がいなくても、家族がいると感じ、安心します。また、遊び仲間ができ、幸せを感じるようになります。

予防さえしっかりできるのであれば、多頭飼いを考えている方はおすすめします。